嵐の櫻井翔(41)主演の日本テレビドラマ「大病院占拠」(土曜後10・00)が人気を集めている。大病院に鬼の仮面を着けた武装集団が押し入り占拠する事件が描かれるノンストップサスペンス。櫻井演じる刑事が犯人の正体や目的に迫っていく。第1話が放送された14日にはツイッターで「#大病院占拠」が世界トレンド1位を獲得した。
物語が生まれた背景を尾上貴洋プロデューサーは「“犯罪モノ”と“医療モノ”、2つのサスペンスを融合させたかった」と明かした。幼少期から刑事ドラマなどに触れてきて「犯罪モノ」が好きといい、これまで「ボイス 110緊急指令室」シリーズなどを手がけてきた。そこに「人が協力して命を救っていく格好良さ、醍醐味(だいごみ)も描きたかった」と「医療モノ」の要素を加えた。
脚本も完全オリジナル。尾上氏は「原作、オリジナルどちらにも良さはあるが、オリジナルには自分たちで一から作っていく楽しさがある」と制作を楽しんでいる様子。こうして生まれたサスペンス現場で奮闘しているのが櫻井だ。