多発性骨髄腫で闘病中の宮川花子「今年は復活の年」大助と豆まき式に参加

2023年02月03日 12:43

芸能

多発性骨髄腫で闘病中の宮川花子「今年は復活の年」大助と豆まき式に参加
<成田山節分祭>節分祭追儺豆まき式に参加した(左から)宮川大助、宮川花子(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 夫婦漫才コンビの宮川大助(73)、花子(68)は3日、大阪・寝屋川の成田山大阪別院で開催された「令和5年成田山節分祭」の追儺豆まき式に出席。多発性骨髄腫で闘病中の花子は「今年は復活の年、漫才、楽しみにしていてください」と力強く語った。
 コロナ禍でここ2年間は本堂でコロナ収束の祈祷式が行われただけ。豆まき式は3年ぶりの開催となった。薄紫色の鮮やかな裃(かみしも)を身にまとった花子は車イスで登場したが、段差の大きい場所は介助を受けながら歩いて移動。立ち上がって豆をまき「皆さん、いてたし」とファンサービスを忘れず、元気なところをアピールした。3年前、コロナが始まった20年は大助1人で参加。花子は19年にガンを公表。闘病中で不参加。「あの時は1人でしたから」と大助は感慨深げに振り返った。

 花子は大病を患っていたことを明かした。昨年10月29日朝、自宅で呼吸困難に陥り、心肺停止に。「心不全で肺に水がたまってた。救急車で運ばれたけど3日間、意識不明だった」と花子。10日間、集中治療室(ICU)に入り、普通病棟へ。「こんなに元気になる人はおらん」と担当医からも驚かれる回復ぶりだったそうだ。今も月に1回は化学療法でガンの治療。2カ月に1回は循環器科に通っている。

 今年1月3日、NHKの新春番組に出演。マシンガントークを展開して、周囲から「行けるんちゃうか?」と勧められ、成田山大阪別院に相談。車イスだが「導線も確保してもらって」と大助、娘のさゆみ(44)、弟子らに援助してもらいながら参加。「皆の熱気で寒くなかった」と目を細めた。

 帰り際にも「顔色よくなりましたね?」と聞かれると「長年、エステに行ったおかげ」と笑わせ、大助から「エステ代、いくらかかったんや」とツッコまれると「家が1軒買えるぐらい」と。「“舌”好調です」と宣言。NGK復活の日もそう遠くないか。

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