佐藤二朗、海外高評価の監督作品が日本では“完無視”…「僕たちは賞なんかのためにやってない。ただ…」

2023年02月03日 15:14

芸能

佐藤二朗、海外高評価の監督作品が日本では“完無視”…「僕たちは賞なんかのためにやってない。ただ…」
佐藤二朗 Photo By スポニチ
 俳優の佐藤二朗(53)が3日、自身のツイッターを更新。自身が手掛けた映画「はるヲうるひと」が、国内の映画祭に“完無視”されているとして、悔しい思いを記した。
 置屋が点在する島を舞台に、当主である哲雄(佐藤)、山田孝之演じる得太、仲里依紗演じるいぶきの三兄妹が織りなすドラマを描いた同作。2020年には韓国で行われた「第2回江陵国際映画祭」で最優秀脚本賞を受賞した。日本では2021年に公開され、舞台あいさつで山田が「なんとか日本アカデミー(賞)に呼ばれないかな」と、賞を意識する発言をしていた。

 だが、国内の賞に名前があがることはなく、佐藤はこの日「映画『はるヲうるひと』は、イギリスで邦画を配給するある会社が、その年の175本の邦画のうち、1位にしていた。韓国の映画祭では最優秀脚本賞も頂いた。日本の映画祭ではオール完無視。いや、もちろん。僕たちは賞なんかのためにやってない。ただ、ファックユーくらいのことは言っておきたい」と吐露。続けて「言うまでもなく、悔しさと、負け惜しみだ。上記ツイートを見た妻から烈火の如く怒られたからではない。本当に、単なる、負け惜しみだ」と悔しさをにじませていた。
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