MBS・高井美紀アナ死去 「あの笑顔に助けられた」「面倒見が良すぎるぐらい」後輩アナが人柄を紹介

2023年02月03日 18:55

芸能

MBS・高井美紀アナ死去 「あの笑顔に助けられた」「面倒見が良すぎるぐらい」後輩アナが人柄を紹介
MBS・高井美紀アナウンサー(MBS公式サイトより) Photo By 提供写真
 毎日放送(MBS)の高井美紀アナウンサーが先月25日に55歳で死去したことを受け、同局のこの日の情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)で、後輩アナウンサーらが思い出を語り、しのんだ。
 番組冒頭で、河田直也アナウンサーが「きょうは、まずご報告があります」として、高井さんの死去について視聴者に説明。「とても残念です。毎日放送で30年以上、第一線で活躍されてきた高井さん。私は入社した時からずっとお世話になりっぱなしで、本当に色んなことを教えて頂きました」と振り返った。

 河田アナは家が近所で、プライベートでも家族ぐるみの付き合いがあったと明かし「本当に朗らかで、明るくて、前向きな人でした。テレビの画面、ラジオの声でも伝わっていると思いますが、とても素敵な人で、憧れの存在でした」と話し、一息ついて「残念です」と言葉を絞り出した。

 「後輩はみんなお世話になっていると思います」として、話を振られた上田悦子アナウンサーは「本当にそうです。高井さんがいるだけでパッと明るくなりますし、私たち後輩のことは面倒見が良すぎるぐらい、面倒見てくれました。挙げればキリがないくらい大好きなところがいっぱいある先輩」と振り返ると、河田アナも「お仕事が素晴らしいんですが、鼻歌を歌いながら出社されて。で、後輩たちにツッコまれて、その場が一気に和やかになる。そんな先輩でした」と、明るい人柄も紹介された。

 解説委員の三澤肇氏もキャスター時代は報道番組で共演した間柄。「入社3年目でニュース任されて、まあ、失敗するじゃないですか。だけど“気にするな”って(高井さんが)いつも鼻歌を歌いながら言うんです。あの笑顔には相当助けられたな、という思い出しかないです」とポツリ。三澤氏も家が「近所」で、よくスーパーマーケットなどと顔を合わせていたといい「娘さん、大きなったね」など他愛もない会話を回想し「それで、また、鼻歌を歌いながら、帰っていくというね。良い思い出しかないですね」としみじみ語った。

 河田アナは「非常に残念ですし、この気持ちをまだ受け止め切れていないですが、高井さんから多くのことを学びましたので、それを大切にきょうもいつも通り、丁寧に生放送を進めていきたいと思います」とまとめ、悲しみをこらえて番組を進行していた。

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