鮎川誠さん「ロック葬」祭壇に愛用ギター飾られ…計4000人以上が別れ惜しむ 娘3人も“正装”で
2023年02月05日 05:05
芸能
遺影は、鮎川さんが2014年にアルバム「ROKKET RIDE」をリリースした際に撮影した写真。シーナさんの葬儀で使用された遺影も同時期に撮影されたものだった。祭壇はダリアやバルーンでカラフルに彩られ、レスポールなど8本のギター、15枚のレコード、アメリカンスピリットのタバコなどが会場に置かれた。棺の中には愛用した服やサングラスが入れられたという。
次女の純子は、長年「シーナ&ロケッツ」のマネジャーとして活動してきた。「これからも父と母がやりたかったことを形にしていくのが私の願い」と両親の遺志を伝えていくことを誓った。シーナさん死去後にバンドのボーカルを務めていた知慧子は「父のギターで歌えないことが耐えられない。しばらくは父のレコードを聴いて過ごします」と寂しそうに話した。
会場には関係者とファン合計で4000人以上が訪れ、一般参列者の列は最寄りの代田橋駅まで絶えなかった。5日には同所で家族葬が営まれる。
≪柄本明ら参列≫鮎川さんの40年来の親友で俳優の柄本明(74)、「めんたいロック」の一員として福岡の音楽シーンをけん引した元ARBの石橋凌(66)らが参列した。内田裕也さんが始めた年越しライブ「ニューイヤー・ロックフェスティバル」などで鮎川さんと共演してきたラッパーのZeebra(51)は本紙取材に「残念です。(出演できなかった昨年末の同ライブに)出てほしかった」と思いを明かした。小室哲哉(64)、うじきつよし(65)、松田美由紀(61)らも会場に訪れた。