宅見将典氏グラミー賞　ISSA「うれしい」DAIGO「TGM」　国内アーティストにも曲提供

　米音楽界最高の栄誉、第65回グラミー賞の発表・授賞式が5日（日本時間6日）、ロサンゼルスで開かれ、作編曲家の宅見将典氏（44）＝大阪市出身＝のアルバム「SAKURA」が最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞した。宅見氏は、歌手の故西城秀樹さん（2018年死去、享年63）のおい。 　宅見氏は、ドラムやギター、ベース、ピアノを演奏し、作風はダンスミュージックやJポップなど幅広い。作曲家、プロデューサーとして人気グループやアイドルに楽曲を提供し、日本のポップスシーンでも活躍している。人気グループAAAに提供した「CALL」（11年）、DA　PUMPの「P.A.R.T.Y.～ユニバース・フェスティバル～」（19年）で日本レコード大賞優秀作品賞を受賞している。

　DA　PUMPのISSA（44）は「本当にうれしい限り。この作品のミュージックビデオはニューヨークで撮影し、僕らの思い出の一曲です」と祝福。20年来の付き合いというミュージシャンののDAIGO（44）はSNSで「めちゃくちゃうれしい！！TGM！！宅見グラミーマサ！！！おめでとうぃっしゅ！」と“DAI語”で歓喜した。