渡辺正行 主宰お笑いライブ“勇退”決意も…熱いラブコールを送った人気芸人「リーダーがいないと」
2023年02月09日 17:55
芸能
37年にわたり続けてきた同ライブは、月1回の開催。今年迎える400回の節目に、渡辺は勇退を考えていたという。「400回をメドに、区切りでどうしようかなと。俺ももう年だからさ。このままどこまでやっていいか、区切りが分からないじゃん?400回だと区切りがいいなと今、考えてたの」と明かした。
そんな中、イベント存続を訴えたのが、「スピードワゴン」小沢一敬だったという。「小沢君が“ラ・ママを自分もやっていきたい。若手を見ていきたい。僕も一緒にやらせてもらえませんか?”と手を上げてくれて。いいじゃんということで、小沢君に禅譲していこうかな」。イベントを小沢に任せ、自身は身を引く意向を口にした。
しかし、渡辺の姿勢に異議を唱えたのも、小沢だった。「2人でMCとか、ネタ見せを勉強させてもらっているんですけど、リーダー(渡辺)とやればやるほど、リーダーはやめてはいけないって、毎回感じるのよ」。渡辺の必要性をスタジオで直接、熱弁した。若手への的確なアドバイスなど、小沢ではマネのできない部分があるといい、「リーダーがいないとラ・ママじゃなくなるから、リーダーは400回と言わず、500回、1000回とやってもらうつもりですよ」とも話した。
さらに「ダチョウ倶楽部」肥後克広からもラブコールが。「俺が(MCを)やると、普通のお笑いライブになる。ラ・ママは渡辺正行がいるからラ・ママになる。ラ・ママって渡辺正行の人生だから、それを最後までやってほしい」。2人の熱い思いに、渡辺は「自分にとってライフワーク的に考えていくものなのかな。これだけ長く続けてきているんで」と翻意した。
小沢から「じゃあもう400回を機に、とか言わない?」と確認されると、渡辺は「うん」と一言。母と子のようなやりとりで、スタジオにはほっこりムードが流れた。