藤井王将「王将戦はポップな面もある棋戦」勝者の記念撮影について語る 今年第1局は「鳥の圧を感じた」

2023年02月11日 13:54

芸能

藤井王将「王将戦はポップな面もある棋戦」勝者の記念撮影について語る 今年第1局は「鳥の圧を感じた」
<スポニチ75周年記念配信>スポニチの無料オンラインイベントに出演した藤井王将(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が11日、スポーツニッポン新聞社の創刊75周年記念無料オンライントークイベントに参加した。前日10日は第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第4局の激闘を終えたばかり。羽生善治九段(52)に敗れ、2勝2敗のタイとなった対局を「羽生九段の方に積極的に動いてこられて、こちらが対応を誤ってしまった」と振り返った。
 藤井が番組に出演して生トークを披露するのは珍しく、ファンも注目のイベント。進行役を務めた、杉本門下の妹弟子・中澤沙耶女流二段に王将戦について問われ「非常に歴史のあるタイトル戦で、過去にさまざまな名勝負のあった重みのある棋戦と思ってます。一方で勝者の記念撮影といったポップな面もあって非常に特色のある棋戦かなと思っています」と話した。

 勝者の記念撮影については「最初は“前例”を調べて身構えていたところもあったんですけど、始まってみると、自分自身でも楽しくできたんじゃないかなと思っています」。今年1月の第1局で勝利した翌日には静岡県掛川市の「掛川花鳥園」を散策し、コガネメキシコインコから熱烈な祝福を受けた様子を撮影。「20匹とか30匹ぐらいいて結構ビクビクしていました。経験したことがなかったので、鳥の圧を感じながら撮影しました。本当にいい思い出です」と笑顔。印象に残っている撮影については「昨年、(第1局の静岡県掛川市での対局後)天竜浜名湖鉄道の掛川駅で撮影させていただいて、車掌体験ということで、鉄道好きなので非常に楽しかったです。前例になかったので予想はしていなかったんですけど、自分に合わせていただいてうれしかったです」と語った。記者が協力について感謝すると「こちらこそ、ありがとうございました」と答えた。

 なお、今回のトークイベントは17日午後5時からYouTube「スポニチチャンネル」で公開予定。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム