「笑点」新レギュラーメンバーに春風亭一之輔が選ばれた理由 円楽さんの…
2023年02月12日 09:30
芸能
週刊誌記者 「そろそろ女性が入ってもおかしくない」と、昨年9月の大喜利にゲスト出演した蝶花楼桃花を予想する声もあったけど、実力派に落ち着いたね。先輩21人を抜いて真打ちに昇進したとか、落語家としての一之輔の凄さは知っているんだけど、素顔はどんな人なの?
本紙デスク 2男1女の父で子煩悩。奥さんは1つ年上で、同じ日大芸術学部出身。就職せずに落語の道に進んだ一之輔を、売れるまで奥さんが働いて支えたそうだよ。一之輔はとにかくそんな家族が大好きな人っていう印象だな。
リポーター 何度か寄席を見たことがあるけど、落語の冒頭の「枕」では家族の話をよくするね。
ワイドデスク 一之輔にとってキーワードなんだ。大変な時を支えて助けてくれたのは家族だし、それをネタにうまく入れ込んでいる。一家のことを「チーム一之輔」なんて呼んで、凄く大切にしているんだ。
本紙デスク 昔も今も、時代を超えて色あせないのが人間の情。親子、夫婦の情。一之輔はそういった情を落語で描くのがうまいんだ。
リポーター 一之輔は昨年9月に亡くなった三遊亭円楽さんの後任。円楽さんといえば大喜利で、桂歌丸さんに毒を吐いてから始まる2人の丁々発止のやりとりが面白かった。
週刊誌記者 あの掛け合いが楽しみで笑点を見ている人もいたっていうぐらい。円楽さんの後任で加入した一之輔はどのような役回りが期待されているんだろう。
本紙デスク 毒舌キャラ。円楽さん亡き後の円楽さん的な毒を吐けるキャラクターを任せられることも今回の起用の大きなポイントになったようだ。初回から毒舌のジャブを何度も繰り出していたしね。円楽さんの“標的”になった歌丸さんのようになるのはおそらく、桂宮治じゃないかな。一之輔とは年齢も近いし。
週刊誌記者 笑点はチームプレー。それぞれキャラクターみたいなものに当てはめて、大喜利していくわけだ。まずは一之輔が入った新生笑点がどんな笑いを届けてくれるのか注目したいね。