草なぎ剛「ああだこうだ言う人は、何やっても言うのよ」 ツッコミどころがあっていい…ドラマ論を展開

2023年02月12日 14:40

芸能

草なぎ剛「ああだこうだ言う人は、何やっても言うのよ」 ツッコミどころがあっていい…ドラマ論を展開
俳優の草なぎ剛 Photo By スポニチ
 俳優の草なぎ剛(48)が12日放送の読売テレビ「草なぎやすとものうさぎとかめ」で、放送中の主演ドラマについて語った。
 草なぎはフジテレビ系「罠の戦争」で主演。関西では初回視聴率13.1%と好スタートを切り、「海原やすよともこ」もドはまり中だ。「今、結構クライマックスのシーン…後半撮ってるよ」と明かし、「僕もやっててあんまり分かってないけどね。犯人とか分かってないから」とニヤリ。「台本あんまり読まないの。“ウソでしょ!ジョークで言ってるんでしょ?”って言われるけど、本当に読んでなかったりして」と話した。

 台本を読み込まないため、「何に対して怒ってるか分からない時があるの。聞こうかなと思うけど、台本読んでないってバレるとまずいなあ…と」と笑顔。「だって後半なんて時間ないからさあ、読んでる暇もない。でも逆に分かってない方がいい感じに芝居できたりするわけよ。だからわざとちょっと読まない、みたいな」と釈明した。

 さらに、演技や演出についても「画面の中でリアルに見えるものと現実のリアルって違う」と話し、「全部リアルを追求すると、絶対できないじゃん?だからツッコミどころがあっていいっていうか」とドラマ論を展開。「1話でリンゴを握りつぶすシーンがあったよね。あんな人絶対いないじゃん。それをどうやって見せるかがドラマだから。怒って何かを握りつぶすってないよね。でも画面で見ると、ああこの人怒ってるんだって伝わる」と語った。

 海原やすよは、リンゴを握りつぶすシーンが「1話で印象に残った」と返し、「ツッコミどころもドラマとして素直に楽しんだらいいんですよね。お笑いも今、分析する人が多くて…。分析しちゃうとあかんやん、作品としてシンプルに見てほしい」と思いを語った。草なぎは「結局思うのは、自分の好きな事をやればいい。ああだこうだ言う人は、何やっても言うのよ。だから自分の好きなようにリンゴ握りつぶせばいいんだな」と言って、やすよ、ともこの共感を得ていた。 
【楽天】オススメアイテム