菅田将暉　最大規模で初武道館ライブ　「まさかの武道館でございます」1万人を前に熱唱

　俳優で歌手の菅田将暉（29）が14日、全国ツアー「菅田将暉　LIVE　TOUR“クワイエットジャーニー”」の最終公演を東京・日本武道館で行った。アーティストデビュー5周年を記念した本ツアーは昨年10月に大阪からスタートし、全国6カ所を巡り最終日を迎えた。 　「ロックの聖地」である武道館での開催は初めてで「まさかの武道館でございます。俳優業だとこれだけの人の前に立つことがないのでめちゃくちゃ不思議です」と感激。観客約1万人から温かい拍手を送られ、万感の表情を浮かべた。

　「クワイエットジャーニー」やデビュー曲「見たこともない景色」、ストリーミング再生3億回を突破した「まちがいさがし」など全21曲を熱唱。サプライズで15日に配信リリースの新曲「美しい生き物」を初披露した。ジャケットのイラストは、交友のある俳優、岡山天音（28）が書き下ろしたという。

　ライブではお笑いコンビ「アルコ＆ピース」の平子祐希（44）、ヒップホップユニット「Creepy　Nuts」がゲストで登場し、盛り上がった。

　俳優、アーティストなど大忙しの菅田だが、昨年は“初めてよく休んだ一年”とし、「家族や友人だったり、身近な人との関わりを改めて感じた一年だった」と振り返る。菅田は「夢見心地です。ありがとうございます」としみじみ。公演中、あふれる感謝の思いを何度も伝えた。