パックン 渋谷花火男「抑止はしたい」けど…厳罰求める声に違和感「実刑10年とか判決が出たら怖すぎ」
2023年02月15日 22:03
芸能
![パックン 渋谷花火男「抑止はしたい」けど…厳罰求める声に違和感「実刑10年とか判決が出たら怖すぎ」](/entertainment/news/2023/02/15/jpeg/20230215s00041000633000p_view.webp)
パックンは「迷惑行為はぜひやめて欲しいし、抑止はしたい」と、事件についての切実な思いを大前提に訴えた。SNS上には量刑の軽さを批判する声も上がっているが、「人はバカですよ。バカなことをやります」と持論を展開。「1回くらいバカなことをやったって、人生が終わるような国には正直暮らしたくないです」とも訴えた。
自身の過去や家族の今後について、「自分の過去を思い出すと、僕のバカもいっぱいあったし、自分の子供もどっかでバカをやると思う。迷惑をかけると思う」と語ったパックン。「その時は頭を下げて許しを請いますけど、でもここで実刑10年とか判決が出たら、そんな国は怖すぎないですか?」と、過激な意見には疑問を呈した。
またパックンは、こうした犯罪で重い実刑判決が下された場合についても言及。「結局、そのバカな行為をした人の10年分の生活費を払わないと(国民が)いけないし、いろんな面で抑止したくても、適切な量刑を心掛けていただきたい」と話した。
パックンはさらに、回転ずしチェーン「スシロー」での客による迷惑行為など、行為者が法律以外でもSNSを使って制裁を受ける現状も憂慮した。「我々メディアが大きく伝えることも、ちょっと問題ではないかと思うんですよ。模倣犯を起こすかもしれないし」と、報道によって意図しない状況が生まれる可能性を指摘。「先にメディアが伝えて、世間が騒いで、裁判にもかかっていないのに、結局罰則を食らっている(ようなもの)。これも問題でしょう」とした。