尼神インター渚 「このジジイなんやねん」と尊敬する大先輩「あの歳でちゃんと子どもからもバカにされる」
2023年02月17日 18:00
芸能
渚は鶴瓶が1人で2時間ほど話し続ける「鶴瓶噺」を、7、8年前に見に行ったことがある。その際に「何千人という前で話すんやけど、話すごとに爆笑」と、噺家としての力にうなるしかなかったことを回想した。さらに打ち上げにも呼ばれ、どうしても疑問に思い「話の順番は決まっているんですか」と尋ねると「何を話すかはだいたい決まっていることが多いけど、お客さんの雰囲気を見て、話すものは変えている」と教えてくれたという。
「ちょっとお客さんがダレてきたら、短いのをパンと入れるねんて。すごない!? しゃべりながら、お客さんの雰囲気もつかんで、話す順番も変えるって」と、とにかく渚は感嘆。そして心をつかまれた極めつけが、打ち上げの最後。会がお開きとなり、タクシーに乗る鶴瓶をみんなで見送った際に「鶴瓶師匠が窓を開けて、最後、あっかんべえして帰りはった。このジジイなんやねんと思ったんやけど」と笑いながらも、心に残っている場面を明かした。
納言・薄幸も「いいですね。格好いいことでもないし、セリフでもないし」と「あっかんべえ」をするお茶目な姿に心をつかまれた様子。「すごさを見せへんすごさ、憧れるな」とほろ酔い気味の渚は本音で語り「あのご年齢で、ちゃんと子どもからもバカにされる。この人やったら下に見ていいんやと思わせる魔法というか、技術というか。あの人になりたいと思う」と、鶴瓶のすごさを口にしていた。