「どうする家康」藤岡弘、長女・天翔愛&次女・天翔天音姉妹 大河&ドラマ初出演“父娘共演”巫女の一味役
2023年02月18日 13:50
芸能
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛け、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。
81年「おんな太閤記」、89年「春日局」と大河で2度、信長役を演じた藤岡。昨年7月のキャスト発表の際には「父親役は感慨深いものがあります。あの豪胆な息子、信長を育て上げた父とはどんな人物か、いろいろ想像すると楽しくなります。現在、4人の子どもの父親としての子育てに苦労しているので、どのような父親像であのような信長に育ち、影響を受けたのか、一瞬で納得できる父親像を、と考えてみると楽しくなりますね」と抱負。自身の子どもにも触れていた。
姉・愛は2021年に「ロミオとジュリエット」(ジュリエット役)「ドン・ジュアン」と2本のミュージカルに出演しているが、ドラマは姉妹ともに今回がデビュー作となる。
演じるのは、謎の歩き巫女・千代率いる一味にいる遊び女・おふう(愛)、おりん(天音)。千代は全国津々浦々を渡り歩いて各地の情報を握り、重要人物と通じているが、素性も狙いも、敵か味方かも分からない。
2人はツイッターで「一つの目標であった大河ドラマに出演できる喜びと光栄な気持ちでいっぱいです。丁寧に演じさせていただきます。精いっぱい努めます」(愛)「憧れの大河ドラマに出演できる喜びと、気の引き締まる気持ちでいっぱいです。丁寧に演じさせていただきます。精いっぱい頑張ります!」と意気込んでいる。
藤岡4きょうだいは長女が愛、長男が藤岡真威人、次女が天音、三女が藤岡舞衣。
2人の起用理由について、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは「歩き巫女は集団で行動するので、千代の周りにいる女性たちの役でお声掛けさせていただきました。時には巫女、時には踊り子になったりするんですが、この2人もまたミステリアスで、踊りはもちろん、アクションも求められる役。藤岡弘、さんの娘さんで、幼い頃から所作や武芸を教わっているそうですし、日本舞踊もお得意とうかがっています。どんな動きや踊りをお願いしても、まだお若いのにしっかりと果たしてくだいます。愛らしい容姿からは想像できない、プロフェッショナルな能力をお持ちの姉妹です」と説明。
今作がドラマ初出演。演技経験は多くないが「今回の役柄にフィットしていますし、役者としてのポテンシャルも非常にあるお二人なので、オファーさせていただきました」と期待している。