櫻井翔 ジャニーズJr.時代の“引き気味”立ち位置から脱却した出来事「もしかしてダセエ?って」
2023年02月23日 22:47
芸能
番組では当時の初々しいメンバーたちの映像が流された。当時16歳だった櫻井翔は、色黒でギャル男っぽい風貌で、現在からは考えられないスタイル。櫻井は「加減分からないから。こうなっちゃうと」と振り返り、生田斗真は「翔君の一番の“とがり期”です」と表現した。
ヒロミの記憶では、当時の出演メンバーはグイグイくるメンバーと、そうでないメンバーとで二分されていたという。「櫻井はちょっと引いたところで、“やってらんねえよ”みたいな、そんな感じだったの。グイグイくるわけでもなく、ちょっと引いたところにいる感じだったのかな」と回想。その上で、櫻井に「あの時はどんな感じでやってるの?みんなアイドルになりたい、デビューしたいとかという思いの中でやってたわけじゃん?」と疑問をぶつけた。
すると櫻井は「とがってたわけじゃないんですよ」と前置き。「今だから(言うん)ですけど、「“みんなアイドルになりたい!”っていう人をヒロミさんは見ているんですけど、あそこのスタジオにいる何十人の中で、半分とは言わないけど、僕の周りにいたほとんどはこう(斜めに)見ていた人たちの方が多かったですよ。あの時間にどうせ当てられないから」と、体を斜めに寝かせながら当時の本音を明かした。
ヒロミが番組内で意見を求めたり、チャレンジをさせる相手は、積極的に前に出るメンバーが多かったようで、櫻井は「斗真と松潤(松本潤)とニノ(二宮和也)が当てられて、どうせ俺ら当てられない。2時間座ってるだけだったから」ともぶっちゃけた。
しかしある日、そんな櫻井の心境にも変化が。「そう思ってた中で、ヒロミさんが僕を当ててくれて。1個キャラを乗っけてかましたら、そこから当ててもらえるようになったから。“あれ?こないだまでこうやってたのって、もしかしてダセエ?”って(気づいたという)ことなんですよ」と振り返った。
櫻井の証言に、ヒロミは「先生は全員にまんべんなく声を掛けなきゃダメなんだな」と反省も込めてコメント。「冷静に“つまんない”とやってたら始まらないから、おもしろがってやってあげないといけないというのを、そこは学んだもんね。俺も」と、番組からの学びを口にしていた。