ひろゆき氏 東京保険医協会副会長の意見をバッサリ「裁判している暇あったら…」

2023年02月24日 22:02

芸能

ひろゆき氏 東京保険医協会副会長の意見をバッサリ「裁判している暇あったら…」
「ひろゆき」こと、西村博之氏 Photo By スポニチ
 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(46)が24日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。「マイナ保険証」システム導入義務化問題について、東京保険医協会副会長・吉田章氏の意見に私見をぶつけた。
 河野太郎デジタル相が昨年10月13日に現行の健康保険証を2024年秋に廃止してマイナンバーカードを代わりに使う「マイナ保険証」に切り替えると発表。そのため政府は医療機関に対し(一部除き)来月末までにマイナ保険証対応のシステムを導入するよう義務づけた。これに対して東京保険医協会に所属する274人が義務付けは違憲として国を提訴し、東京保険医協会はマイナカードでの健康保険情報を確認することや、実施用の設備導入の義務がないことを認めるように求めている。

 この義務化問題について、スタジオに出演した吉田氏は「オンライン資格を導入することによって、医療機関が閉院を考えるというのが出てきている。ある団体のアンケートでは10%に上っている」と現状を伝えた。

 続けて「資格を確認する、しないかっていうためだけに保険医療機関でなくなってしまう。保険医療機関でなくなってしまったら、私たちはほとんど生命線を断たれる。日本は国民皆保険制度ですよね。ですから、私たちの生命線を断つようなこととの引き換えとなるのか。資格を確認するかしないかで」と語った。

 平石アナから廃業に至る理由を聞かれると「この資格確認というのは、インターネットにつなぐ。パソコンを使って。そして顔認証というカードリーダーを使って保険を確認していく。そういうものを設備ができないような医院だってある。そういうのを使えない人だっている。で、それを使いこなす人がいない。そういう状況にも関わらず、4月から義務化ってされたら私たちついていけないですっていう人たちが続出している」と答えた。

 これにひろゆき氏が「いや、あの一つ疑問なんですけど」と割って入った。「一生懸命新しい仕組みについていくのが難しいとかなら、裁判している暇あったら、ちゃんとパソコンを使えるようになればいいんじゃないですか?」とバッサリ。吉田氏が「そう簡単にいかない人たちもいる」と反論も「裁判より簡単だと思いますよ。これからの生活のために必要なものなので」と言い切った。

 吉田氏は「そういう考え方もあるとは思います」としつつも「でも実際にそうやって閉院を考える人たちが10%弱いるっていうアンケートになっている」と強調。しかし、ひろゆき氏は「人の命っていう健康を扱う人で、新しいことを学びたくない人っていうのは、じゃあ新しい病気がきた時とかにどうしていいか研究、勉強もできないわけじゃないですか。その新しいことをやりたくないという人が医者をやるっていう時点で僕はどうかと思うので。そういう方は閉院されてもいいんじゃないでしょうか」と自身の考えをぶつけた。
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