笑福亭笑瓶さん通夜 山田雅人はまだ受け入れられず…「“死んだらアカン”って何べんも言いました」

2023年02月26日 19:11

芸能

笑福亭笑瓶さん通夜 山田雅人はまだ受け入れられず…「“死んだらアカン”って何べんも言いました」
笑福亭笑瓶さん Photo By スポニチ
 22日に急性大動脈解離のため66歳で死去した、落語家でタレントの笑福亭笑瓶さん(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんの通夜が26日、東京・築地本願寺でしめやかに営まれ、タレント山田雅人(62)が参列した。
 笑瓶さんが東京に進出する前からの付き合いで、「40年前から、大阪時代からなんですよ」と明かした。いまだに死を受け入れられず、「“兄さん、死んだらあかん”って。昨日も会ってきましたけど、“死んだらアカン”って何べんも言いました」と、なきがらを前に何度も声を掛け続けたという。

 笑瓶さんを知る多くの人たちが言うように、「めちゃくちゃ優しいんですよ。後輩に」と、面倒見のいい先輩だったという。掛けてもらったのは「山田、おもろなくてもいいから笑うとけ。そんならその場が明るくなる」と、その場の雰囲気を大切にする笑瓶さんらしいアドバイスで、「車もすごい面倒見てくれて。全部紹介してくれて」と話していた。

 突然の悲報だった。関係者によると、笑瓶さんは21日午前に自宅で倒れた。すぐに救急搬送され、大動脈解離と診断された。懸命の治療を受けたものの、状況は好転せず。22日午前に家族に見守られながら、静かに息を引き取った。16日にはレギュラー出演するBS―TBS「噂の!東京マガジン」の収録に参加したばかりだった。師匠の笑福亭鶴瓶は連絡を受け、笑瓶さんが緊急搬送された病院へ駆けつけて最後の対面をしていた。

 笑瓶さんは15年に千葉県でゴルフをプレー中、同じ急性大動脈解離を発症。ドクターヘリで病院に運ばれていた。ヘビースモーカーだったが、それ以来たばこをやめ、食生活に気を遣うなど、健康第一の生活を送っていた。

 通夜には「噂の!東京マガジン」の盟友であるフリーアナウンサー森本毅郎、小島奈津子、お笑いコンビ「Take2」深沢邦之、タレント山口良一、清水国明らが参列。お笑い界からも西川きよし、「爆笑問題」、土田晃之、松村邦洋、「NON STYLE」井上裕介、「デンジャラス」ノッチらが出席。その他、高島礼子、彦摩呂、島崎和歌子らも笑瓶さんと悲しみの対面を果たした。

 葬儀・告別式は27日、同所で営まれる。
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