王将戦第5局2日目スタート 封じ手は「5三同王」 局面は終盤の入り口
2023年02月26日 09:06
芸能
史上最年少5冠の藤井と、永世7冠の資格を持つ羽生による世紀の対決の第5局。後手の羽生が誘導する形で、「横歩取り」の展開となった。後手横歩取りが十八番の羽生、そして先手横歩取り12連勝中の藤井のぶつかり合い。序盤から大駒の交換が行われ、お互い王の守りも薄い。緊迫した空気の中、藤井が2時間の長考で41手目▲4五桂と指し、さらに激しい攻め合いに突入。1日目を終え、副立会人の西川和宏六段(36)は「1日目は藤井王将の左右の桂の使い方が、シンプルだけど効率的で印象に残った」と話していた。すでに局面は終盤の入り口。2日目は桂馬の損得がポイントとなりそうだ。