入社5年目・篠原光アナ退社　日テレ社長「日テレが嫌いで待遇が不満で辞めた方はいないと思っている」

　日本テレビの定例社長会見が27日、東京・汐留の同局で開かれた。3月いっぱいでの退社を発表している篠原光アナウンサー（28）について、同局の石澤顕社長がコメントした。 　2018年から「ZIP！」のスポーツ、ニュース担当キャスターなどを務め、21年から「ヒルナンデス！」のアシスタントを務めた篠原アナ。同局によると、退職理由はeスポーツ関連の仕事に挑戦したいという本人の希望という。

　アナウンサーの転身が加速していることについて「働き方の改革が必要か？」という声に対し、石澤社長は「個々人の考え、判断で決めた。日本テレビが嫌いで待遇が不満で辞めた方はいらっしゃらないと思っている」とコメント。「ただ、アナウンサーはテレビのコンテンツを支える大きなリソースで財産という考え方は変わらない。アナウンサーを大事に、ものづくりの考え方を大事にという方針でやっている。改善すべきことは、“今すぐにこうしなければいけない”ということではないが、常に昨日より今日、今日より明日…という思考回路の中にある」と、アナウンサーの働き方改革についての私見を述べた。