「三人囃」急きょ昼席開催のワケ 桂吉弥「一之輔さんが笑点に出てるおかげ」
2023年02月27日 12:43
芸能
![「三人囃」急きょ昼席開催のワケ 桂吉弥「一之輔さんが笑点に出てるおかげ」](/entertainment/news/2023/02/27/jpeg/20230227s00041000341000p_view.webp)
昼席900席の発売は4月1日。開催当日の演目を会見の舞台上で3人が明かした。昼席の最初に登場する春蝶は「二階ぞめき」。元々、上方の落語だったものだが、江戸落語として演じられている。「(上方へ)逆輸入の形でやります」と春蝶。柳家花緑(51)から稽古をつけてもらったそうで「吹き込んだものをいただいて“後は好きなようにやれ”と。大阪弁にアレンジして。古典だけど最後はプロレスの実況で春蝶らしいアレンジです」とPRした。
中トリを務める吉弥は「昨日(26日)、大阪マラソンをこっそり走ってきました」と披露。3回目の大阪マラソンを6時間0分54秒で完走。「35キロぐらいで差し入れしてもらったキットカットが52年生きてきて一番美味かった。糖分が足らなくなるんですよね。ゆっくり歩いたり、景色を見ながら走ったり」と42キロを満喫。「お酒の噺で“親子酒”をやろうかと」。桂九雀(62)に教えを請うたそうで「ずっとコロナ禍で飲みにも行けなかったんで。そういうのを出せたら」とアピールした。
トリを務める一之輔は「子別れ」。人気の人情噺で「下だけが多いが、上中下の中と下をやる。中は夫婦の離縁のイヤな気持ちになるところ。やる度にセリフが違うこともあるけど、お客さんに乗せてもらったら」と大阪のファンとの化学反応を楽しみにしていた。夜席については「演目は内緒」(吉弥)だ。