宮崎哲弥氏 3700倍のレジオネラ属菌の老舗旅館に「体制を変えないと、安心して行くことができない」

2023年03月01日 09:26

芸能

宮崎哲弥氏 3700倍のレジオネラ属菌の老舗旅館に「体制を変えないと、安心して行くことができない」
宮崎哲弥氏 Photo By スポニチ
 評論家の宮崎哲弥氏(60)が1日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」が、週1回以上必要な浴場の湯の取り換えを年2回しか行わず、調査で基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された問題について言及した。
 運営会社の山田真社長は2月28日、福岡市内で記者会見し「入る人が少ないから湯を換えなくていいと従業員に言った」と指示したことを認めて謝罪し、「(問題が)ある程度落ち着いたら退任する」と語った。お盆と正月の年2回しか湯を取り換えなかったことを認め、「2019年12月以降、湯の管理が不十分となり、新型コロナウイルス(禍)で客が激減して一層ルーズになった」と説明。保健所に提出した浴場の管理表については「私の指示で湯の塩素濃度など改ざんした」と述べ、「塩素の臭いが嫌いだった」「レジオネラ属菌は一般的にどこにでもいる。大した菌ではないという認識だった」などと話した。ホームページによると、旅館は1865年創業。昭和天皇も宿泊したことがある。

 宮崎氏は「体制を変えないと。そうしないとねえ、これからここに行こうと思ってる人が安心して行くことができないですよね」と話した。
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