藤井聡太王将と広瀬章人八段が首位並走 2日の結果次第では最多で5人によるプレーオフの可能性も

2023年03月01日 19:24

芸能

藤井聡太王将と広瀬章人八段が首位並走 2日の結果次第では最多で5人によるプレーオフの可能性も
前夜祭であいさつする藤井聡太王将(右前)。左は広瀬章人八段(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋の第81期A級順位戦は2日、静岡市で最終9回戦一斉対局の5局が行われる。8回戦終了時点で広瀬章人八段(36)と藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含め5冠=が6勝2敗で首位を並走。2日の結果次第では4月開幕の名人戦7番勝負出場者が決まるものの、最多で5人によるプレーオフの可能性があり、予断を許さない最終局となった。
 広瀬は菅井竜也八段(30)と、藤井は稲葉陽八段(34)と対戦する。

 前日の1日は対局場検分と前夜祭が行われ、藤井王将は「(挑戦可能な)自力という形で最終局を迎えましたが、そのことを意識しすぎてもよくないかなと。あしたも今までどおり集中して対局に臨めればと思っています。皆さまに最後まで楽しんでいただける将棋をさせればと思います」とあいさつした。
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