パックン 少子化進む日本に“提言”「うるさくしている子を見て喜ぶ。そんな大人を増やすべき」

2023年03月03日 08:04

芸能

パックン 少子化進む日本に“提言”「うるさくしている子を見て喜ぶ。そんな大人を増やすべき」
パックンこと、パトリック・ハーラン Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が3日までに自身のツイッターを更新。少子化が進む日本について言及した。
 2022年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は前年比5・1%減の79万9728人となり、統計開始以来、初の80万人割れとなったことが2月28日に厚生労働省の人口動態統計(速報値)で判明。外国人を除いた「概数」は77万人前後になる見通し。国が17年に公表した推計は、速報値の80万人割れを33年と見込んでおり、10年超速いペースで少子化が進んでいる。

 パックンは「僕の父は5人兄弟。そのお母さんは11人兄弟。だが、僕は2人しか作っていない」と自らの家庭について明かし、「子供を作らないと選択する人のほか、今の時代、大勢の子供より、少人数の子供を、超丁寧に育てること、早めに子育てを終えて、まだ自分も元気なうちに自由に活動できることを選択する親も多い」と分析。そして「僕と妻も実際に子供2人だけにすることにした。教育費が高いからとかではない。そんな生き方を選んだわけだから、もちろん政府に一生懸命取り組んでほしいが、少子化対策に限界があると感じる」とした上で「でも、子供をより育てやすい国に変えていくには、教育費や雇用など、ハードな面のほかに、ソフトな面、つまり文化的な面の改革も大事かと思う」と自身の考えを記した。

 また、「フランスやスウェーデンは比較的に出生率が高いのは、子供を喜ぶ文化だからと指摘する専門家もいる。日本は子供が迷惑だという印象を受けるから、親が少し後ろめたい気分になりがちな気がする」とし、「だから、日本は子供を増やしたいなら、子供を見て喜ぶ大人――一緒に電車に乗った子をも、同じ公園でボール遊びしている子をも、道にでて縄跳びをしている子をも、たまにうるさくしている子をも、見て喜ぶ――そんな大人を増やすべきだと思う」とつづった。
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