R-1には「夢ある」田津原理音、トレカ芸で21代王者 笑顔で絶叫「どんな人生!」
2023年03月05日 05:10
芸能
得意のフリップ芸を進化させ、特技のイラストを駆使したトレーディングカードを開封するネタを披露。18年に濱田祐太郎(33)、21年にゆりやんレトリィバァ(32)と同期が優勝。「同期で優勝していないのは僕だけ」と悔しさをバネに悲願の戴冠となった。現在も週3、4回はミシンの点検アルバイトをしている。賞金の使い道を問われると「電子レンジだけを買いたい。5回に1回しか温まらない」と切実な願いを口にした。
R―1に夢があるか否か――。それを証明する戦いだった。昨年のM―1グランプリで優勝した「ウエストランド」のネタで、河本太(39)に「M―1にはあるけどR―1にないもの」と振られた井口浩之(39)が「夢!希望!大会の価値!」と言い放ち、賛否両論が渦巻いた。
この日の番組終了後の取材で4月スタートのフジテレビ系ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(月曜後10時)に田津原の出演が発表された。田津原は「え、ほんまに?」と大興奮。「夢あるじゃないですか!」。タイトルの夢と希望、価値を証明するように笑顔がはじけた。
◇田津原 理音(たづはら・りおん)1993年(平5)5月25日生まれ、奈良県出身の29歳。NSC大阪校に35期生として入学。13年にデビュー。19年度「第40回ABCお笑いグランプリ」決勝進出。趣味は古着屋巡り。特技はイラスト、ペン回し。血液型B。