太田光 11年ぶり新作小説を切実PR「私の話題は1カ月しかもちませんので」 その理由は…

2023年03月05日 17:12

芸能

太田光 11年ぶり新作小説を切実PR「私の話題は1カ月しかもちませんので」 その理由は…
「爆笑問題」の太田光 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が5日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に生出演し、自身の著書について切実な思いを打ち明けた。
 自身11年ぶりの新作小説「笑って人類!」(幻冬舎)を出版する太田。536ページ、しかも2段組という超大作に仕上がったという。「一気に読んでもらおうということで、上下にしちゃうと、上だけ読んで、下を買わない人がいるから、今あまりないんだけど2段組、2段組にして出した方がいいってことで決めてもらって」。以前から担当してもらっている装丁家のアイデアで、1冊にまとめることになったことを明かした。

 小国の無能な首相が、国際会議に遅刻してテロ被害を免れ、命拾いした後、世界平和を掲げて立ち上がる物語。太田は「10年くらいかかったかな、かれこれ。最初は映画の(脚本用に)、2年かけてシナリオにしたのを、さらに今度はふくらませて、4、5年かけて」と経緯を説明し、「パソコンと対話をしながらね。AIに全部書いてもらいましたから」とジョークもまじえてPRした。

 大作であることもさることながら、太田にはスタートダッシュを決めたい事情があるという。「その1カ月後に、村上春樹が同じ枚数で(原稿用紙換算で)1200枚、新作です。私の話題は1カ月しかもちませんので、その間に皆さん、くれぐれもその間に…。“ヒカリスト”が(買ってほしい)」。“ハルキスト”と呼ばれる多くの熱狂的なファンを持つ村上氏の新作小説「街とその不確かな壁」を意識し、「ほとんど村上春樹と中身は一緒です。ぜひ買っていただきたい。2冊、3冊。買ってくれれば」と、なりふり構わず宣伝していた。
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