侍・大谷に被災地からエール 「元気が出るので頑張って」
2023年03月07日 05:11
芸能
≪奥州市役所 エンゼルスTシャツで勤務検討中≫大谷の地元奥州市も応援熱を帯びている。市役所の入り口には「投打猛進」「二刀流で目指せ世界一」と書かれた貼り紙を掲示。9日の中国戦以降、大谷の出場予定の日は、都市プロモーション課の職員らがエンゼルスのプレーヤーズTシャツを着て勤務するなどして機運を高めることを検討中。大リーグのシーズン中はエ軍の背番号17にちなんだ毎月17日を「大谷デー」として、職員が自費で購入した応援グッズを着て勤務することが認められており、これを受けた取り組みとなる。また、大谷が生まれ育った同市水沢の姉体地区センターでは、近隣住民が集まって日本戦をテレビ観戦する予定だ。
≪横断幕でメッセージ「つかめ世界一」≫盛岡市にある岩手県庁6階のベランダには大谷、陸前高田市出身の佐々木朗希、大学時代を花巻市で過ごした山川穂高を応援する横断幕が掲げられている。縦2メートル、横10メートルで「World Baseball Classic2023 つかめ世界一」の応援メッセージと3人の名前、所属が記されている。
≪二刀流セットに問い合わせ殺到≫奥州市唯一の蔵元「岩手銘醸」には、大谷の応援酒への問い合わせが多く寄せられている。日本酒「奥州ノ龍」のデザインを大谷仕様にした限定品。ラベルには侍姿の大谷の投打がイラストで描かれており、エンゼルスカラーの赤いボトルが特徴。昨年4月に発売され、エンゼルスの本拠地周辺の飲食店でも提供されている。同10月には「奥州ノ龍赤ボトル」二刀流セット(税込み6050円、写真)が売り出され話題を呼んだ。同社によると、新酒の発売時期が来月に迫る中でWBCの開幕も重なり「多くの問い合わせが来ている」という。大谷がこの日の強化試合で驚弾を連発し「やっぱり凄い。地元もますます盛り上がっていくと思います」と声を弾ませた。