歌舞伎俳優・中村児太郎が語ったダルビッシュと坂東玉三郎の共通点「侍投手陣への効果が楽しみ」

2023年03月08日 08:20

芸能

歌舞伎俳優・中村児太郎が語ったダルビッシュと坂東玉三郎の共通点「侍投手陣への効果が楽しみ」
「必勝」と色紙に記し、侍ジャパンへエールを送る中村児太郎 Photo By スポニチ
 美ぼうの女形で人気の歌舞伎俳優、中村児太郎(29)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、9日に初戦の1次ラウンド中国戦(東京ドーム)を迎える侍ジャパンへエールを送った。青山学院初等部から高等部までラグビー部だったスポーツマン。ラグビーのみならず、野球、テニスなど幅広い知識があり、歌舞伎界きってのスポーツ通として知られる児太郎が次世代を担う歌舞伎役者として感じた侍ジャパンとの共通点とは―-。
ーーいよいよ9日夜に侍ジャパンは初戦を迎えます!
「6年ぶりの開催のWBC。今大会は米国、ドミニカ、プエルトリコを筆頭にやる気を出しているので、日本はまず1次ラウンドを1位通過するのが非常に大事になりますね。そんな中で、大谷選手、ダルビッシュ投手、吉田正尚選手、ヌートバー選手といったメジャーのメンバーも顔をそろえていて、事前の壮行試合、強化試合ではさすがの対応力の高さを感じさせるものでしたし、楽しみです」

ーー3大会ぶりの優勝を目指す日本ですが、ライバルとなりそうなチームはどこだと思いますか?
「エンゼルスのマイク・トラウト選手を筆頭に、本気で来ている米国は移動もなく有利になりそうですし、ドミニカも、ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ選手が右膝の炎症で出場を辞退することが発表されましたが、それでもまだメジャーの一級品がウジャウジャいる。強敵になると思います」

ーー日本の注目選手は?
「大谷選手がどれだけ活躍するのか注目したいです。あと、僕はダルビッシュ投手が好きなので、“ガチスライダー”とかも含めて、どれだけやってくれるのか期待しています。山本由伸投手や佐々木朗希投手といった日本の逸材とされる投手がどこまで海外に通用するのかも楽しみです。村上宗隆選手は最後の強化試合で本塁打を放っていましたが、開幕後も当たってほしい。目の前で大谷選手のすごい当たりを見ればプレッシャーになるでしょうけれど…」

ーー外国の注目選手は?
「パドレスのマニー・マチャド選手、“イチローの再来”ともいわれるマリナーズのフリオ・ロドリゲス選手といったドミニカ勢のメジャーのスターたちや米国のトラウト選手とか…。そういうメンバーがどこまで活躍するのか注目したいです」

ーー侍ジャパンの戦いで楽しみにしていることは?
「今回は日本にメジャーに11年もいるダルビッシュ投手がいて、選手たちが目を輝かせながらブルペンの投球を見ていたり、話を聞いたりしている。先人の教えを受けていく、人から習う…というところがあって、特にダルビッシュ投手の姿を見ていると、それは私たち歌舞伎の世界とも似ているなあ、僕たちが先輩の(坂東)玉三郎さんから習うのと同じなのかなと感じました。玉三郎さんも(ダルビッシュと)同じなんですけど、間口を広く持っていてくれるので、聞いたら何でも答えてくれます。レベルの違う人から習って“すげーなー”と思いながら、いつでも習えるわけではないからこそ、習える時に教えてもらって、自分で直してみる。学びたくて必死な日本の投手陣が、教えを受けてどういう効果があるのか。そのあたりが楽しみです」

ーーそんな侍ジャパン。どんな戦いをしてほしいですか?
「国民の期待を背負って大変だと思いますが、ぜひ優勝目指して、平常心で準備してきたことを大きな舞台で力を発揮してほしいです。応援しています!」
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