野田クリスタル　R－1“やらせ疑惑”受けたカンテレに「リハ映像とか出せる証拠は出した方がいいと思う」

　お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル（36）が自身の公式YouTubeチャンネル「野田ゲー」で、審査員を務めた「R－1グランプリ2023」の“やらせ疑惑”騒動について語った。 　4日、生放送された同大会で、1番手・Yes！アキトの得点表示直前に一瞬、まだ出場していない7番目出番の田津原理音の得点470点が表示され、実際にその後、田津原が同得点で最終決戦に進出し、優勝。SNSなどで「やらせ」「出来レース」などの声が上がった。カンテレは誤表示の不手際を謝罪し、やらせを否定している。

　野田は、今回についてはやらせを疑う声が上がるのは仕方がなく「もっと爆発的に炎上するくらいの案件だと思う」と評した。やらせを否定する材料を「厳密に言うと、審査員サイドは何も提示できないんじゃないかな。R－1側は持ってはいると思いますよね。これがやらせじゃないっていう何かしらのものを。俺らはもう、どう否定すればいいんだろうって話ですもんねえ…」と困惑を口にした。

　「関西テレビさんがどっちの方向でやらせ問題をどうしようとしてるか分からないけど、出せる証拠は出したほうがいいと思うけどなあ。リハの映像とかねえ」と吐露。「そもそも、470点で誤表示してて、やらせだったらさすがに点数変えてくるだろ。そこまでバカじゃない。こんなに（点数が）かみ合ったのが逆にやらせじゃない証拠になってるかもね」と話した。

　また、「ちゃんと宣言しとかないとね。僕はやらせを持ちかけられた時点で暴露しますんで。それを持ちかけるヤツからのオファーは来ないだろうし、こう言っときゃ安心でしょ」と、加担はありえないことを誓った。

　野田は「そんなことよりも今年のR－1は面白かったです。去年を越えてるんじゃないかな。とにかく面白かったです！」と振り返り、王者・田津原についても「開封動画である必要があったけど、開封動画になりすぎてない。すごいネタだったよね」と称賛した。審査員の面々は「終わった後クタクタよ…。去年も軽い炎上があったからね、みんな“ネットは見ない！”って」と苦笑いだった。