古舘伊知郎“炎上”した斉藤一美アナの侍ジャパン実況に喝「ここでひるむんじゃねえ!」
2023年03月10日 11:36
芸能
これらの声を受け、古舘は「賛否巻き起こったアマプラWBC中継。実況を担当する斉藤一美アナへの古舘からの檄(げき)。スタイルを貫き通して」と題した動画を投稿。実は古舘は、斉藤アナから「古舘さんに憧れて実況をやっていて…」と言われたこともある、斉藤アナにとって特別な存在だ。
古舘は、斉藤アナの実況に「炎上みたいな感じ?」としつつ「“4番で一切打てなかった村上が…”ってやつでしょ?あと、空振りに“かすりもしなかった!”って言ってたでしょ?何が悪いの?」と、実況で批判を浴びたフレーズを紹介。「選手へのリスペクトがない」という声については「そういう声がいっぱいあるのは分かるし、あえて視聴者を“消費者”と言わせていただいて、消費者は神様ですから、何を言おうとどんな感想を言おうが自由です。それが楽しみのひとつでしょ?大いに斉藤アナを批判したり、けなしたり、斉藤アナも表に出る人ですから、もっともっとテーブルの上に乗せて悪態ついてくださいませと、正直思う。その代わり、自由にしゃべる権利もあるからねと言いたい。斉藤アナが自分のノリで、ラジオ的にうるさくしゃべるのもありだからね、って私は強く思います」と私見を述べた。
続けて「アマプラは遅れて参戦するのはゲリラにならないと。ゲリラは嫌われてなんぼです。王道に入るのは、10年早いんです。地上波は王道で面白くなくなりすぎたんだよ」と、視聴者を怒らせることも仕事だと、自身の経験を踏まえて助言。しかし、批判の声を受けたためか、WBC本戦の斉藤アナの実況は“落ち着き気味”だったといい「非難ごうごう、炎上どんとこい!と思っていたら、中日との強化試合の実況とは別人だった。トーンが落ちてるんだよ。全然違うんだよ」として「非難ごうごうってのは凄く大事なんだよ。今どきの言い方で言うと“炎上商法”とか言われてしまって嫌なんだけど、そうではない。非難ごうごうで、歴史は作られていくんだよ。始まりは必ず、捨て石のごとくやられて打たれるんです」と熱弁した。
続けて「斉藤一美よ、ここでひるむんじゃねえ!次の韓国戦、“ここで抑えよう”ではだめです。里崎さんがおとなしくなろうなるまいが、孤高の人となって、斉藤一美アナがラジオ実況をテレビに持ち込むんです。これが大事な化学反応なんです」と斉藤アナのスタイルを貫くよう激励していた。