サンドウィッチマン 気仙沼から生中継で思い語る「これからも地元の人間として何度も何度も来たい」
2023年03月11日 15:09
芸能
サンドの2人は震災後、毎年、3月11日に気仙沼市安波山を訪れている。伊達は「特別な1日ですよね、3月11日って。いろいろ思い出しますし、僕らも毎年この安波山から景色見てますけど、本当に1年1年変わっていって、震災直後には何もなくなっちゃったなって思うところから、毎年毎年新しい建物が増えていって、今すごい。震災前よりも建物が増えた」とかみ締める。「これからも出来る限り、僕らは気仙沼に来たいなと思う」と話した。
伊達は「1分間の黙とう。毎年ここでやっていますけど、このサイレンの音なんですよ。何っていうんだろう、山に囲まれているのですごく響くというか、これがずっと」。富澤も「思い出しますね。雪の降る中、鳴り響いていましたね」と12年前を振り返った。同局の東島衣里アナウンサーは「今ここにお住いの方とお住まいだった方の生活が強く感じられました」と声を詰まらせた。
伊達は「実際に津波が来るのはこの40分後。我々はまだ海の目の前にいた時間」だとし、「2万人ぐらいの方が亡くなり、2500人がいまだ行方不明。いまだ終わってない方も非常に多い。今も捜索はされているわけで。これからも地元の人間として何度も何度も来たい。忘れないでと言われるけど、忘れる方はいない。地元の方は特に。これが日常ですから」。富澤は「行方不明の方もまだたくさんいらっしゃる。1人でも多くの方が家族のもとに戻ってほしいと願いました」と話した。