スガシカオ、大江健三郎さん訃報に衝撃 歌詞に“大江イズム”込めるほど大ファン「大きな影響を受けた」

2023年03月13日 17:14

芸能

スガシカオ、大江健三郎さん訃報に衝撃 歌詞に“大江イズム”込めるほど大ファン「大きな影響を受けた」
スガシカオ Photo By スポニチ
 シンガー・ソングライターのスガシカオ(56)が13日、自身のツイッターを更新。3日未明に老衰のため88歳で亡くなったノーベル文学賞作家の大江健三郎さんを追悼した。
 大江さんの訃報はこの日、講談社の公式ホームページで伝えられた。葬儀は家族葬で営まれ、後日、お別れの会を開く予定という。大江さんは1935年1月31日、愛媛県喜多郡大瀬村(現・内子町大瀬)生まれ。東京大学在学中の1957年「奇妙な仕事」が東大の第2回五月祭賞を受賞して文壇の注目を浴び、翌58年「飼育」で芥川龍之介賞を受賞。94年には川端康成に次ぎ日本人2人目となるノーベル文学賞を受賞した。

 スガシカオは、大江健三郎さんのファンとして知られ、楽曲「あまい果実」の歌詞は大江健三郎さんの小説の影響を受けたと公言している。訃報を受け、スガシカオは「学生の頃から読んでいて、大江健三郎さんからは大きな影響を受けて育ちました。特にAL『Sweet』の頃は、自分の中の大江さんイズムが爆発した作品でもありました」と投稿。「いつかどこかで…などと勝手な妄想をしておりましたが、とても残念です。ご冥福をお祈りいたします」と故人を偲んだ。
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