オートレーサー森且行　2年3カ月ぶり復帰へ決意を語る　SMAPメンバーにも報告「2日前に言いました」

　元SMAPのメンバーで、オートレーサーの森且行（49）が18日、都内で「TBSドキュメンタリー映画祭2023」の「オートレーサー森且行　約束のオーバルへ」の舞台あいさつを行った。リハビリ期間を振り返り、2年3カ月ぶりの復帰に向けて思いを語った。穗坂友紀監督も同席した。 　森は、21年1月に福岡県・飯塚オートでレース中にバランスを崩した他の選手と接触して落車。骨盤骨折、腰椎破裂骨折などの重傷を負った。本作は、その後の5度の手術と約2年間のリハビリに挑む森に密着したドキュメンタリーだ。

　この日、森は観客の拍手に包まれながら、笑顔で登場し元気な姿を見せた。療養中はSMAPのメンバーとも連絡を取り合っていたという。「映画のことは伝えていないです。復帰のことは、JKAからの発表の2日前に言いました」と報告していたという。

　4月6日の復帰戦について「完璧な状態にしていきたかったんですけれども、それだとまだ半年以上かかってしまう。かっこ悪い姿を見せても負けてもいいから、レースに参加して、徐々に這い上がっていけばいいかなと思いました」と明かし、「一生懸命走りますけど、着はわからないです。でも一生懸命楽しんで走りたいと思います」と意気込んだ。