棋王戦第4局で熱戦 藤井聡太王将が勝てば史上最年少6冠達成 渡辺明棋王タイに持ち込むか
2023年03月19日 09:37
芸能
会場周辺は快晴。すっきりとした青空が鬼怒川温泉上空を覆い、耳を澄ませば鬼怒川のせせらぎ音が聞こえる風流な環境だ。先手の渡辺、後手の藤井ともに飛車先の歩を突くすべり出し。戦型は4局連続の角換わりとなった。
渡辺が勝つとシリーズ成績が2勝2敗となり、最終第5局(29日=東京都)に突入する。藤井が勝てば羽生善治九段(52)が1994年12月に達成して以来の史上2人目の6冠達成となり、最年少記録も更新する。現在藤井は20歳7カ月、当時の羽生は24歳2カ月だった。
持ち時間は各4時間。終局は夕刻以降の見込み。
午前のおやつは渡辺が「とちあいかの生チョコタルト」とアイスコーヒー、藤井が「きぬの清流(大納言・スカイベリー)」とアイスコーヒーを注文した。
昼食は渡辺が「栃木和牛のステーキ丼」、藤井が「鹿沼にらの玉子(たまご)とじと八汐鱒(ます)の押し寿司(すし)」だった。
午後のおやつは渡辺が「いちごのショートケーキ」とアイスコーヒー、藤井がオレンジジュースとアイスレモンティーを選んだ。