藤井王将 史上最年少6冠達成 20歳7カ月 棋王戦第4局で渡辺明下す 最短で5月にも7冠獲得の可能性

2023年03月19日 19:27

芸能

藤井王将 史上最年少6冠達成 20歳7カ月 棋王戦第4局で渡辺明下す 最短で5月にも7冠獲得の可能性
 昼食休憩後、渡辺明棋王(手前)との対局を再開した藤井聡太五冠=19日午後1時00分、栃木県日光市の日光きぬ川スパホテル三日月(代表撮影) Photo By 代表撮影
 将棋の第48期棋王戦5番勝負は19日、栃木県日光市の日光きぬ川スパホテル三日月で第4局を行い、後手の藤井聡太(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が渡辺明棋王(38)=名人との2冠=を132手で下し、シリーズ成績を3勝1敗として初の棋王位を獲得した。
 これで羽生善治九段(52)が1994年12月に達成して以来の史上2人目の6冠達成となり、20歳7カ月で最年少記録も更新。当時の羽生は24歳2カ月だった。

 藤井は「4局とも角換わり(の戦型)で非常に難しい将棋ばかりでした。しっかり振り返って、次につなげていけたらと思います」とすぐに先を見据えた。


 渡辺は名人の1冠に後退した。

 藤井は4月5日開幕の第81期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)で渡辺名人に挑戦することがすでに決まっている。最短では5月にも7冠獲得の可能性がある。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム