中畑清氏 監督役で16年ぶりドラマ出演 芳根京子に熱血打撃指導

2023年03月20日 05:00

芸能

中畑清氏 監督役で16年ぶりドラマ出演 芳根京子に熱血打撃指導
日本テレビドラマ「それってパクリじゃないですか?」に出演する(左から)福地桃子、中畑清、芳根京子 Photo By 提供写真
 プロ野球・DeNAの元監督で、本紙評論家の中畑清氏(69)が、“監督”としてドラマ出演する。日本テレビの「それってパクリじゃないですか?」(4月12日スタート、水曜後10・00)の第1話。女優の芳根京子(26)が演じる主人公と友人役の福地桃子(25)が、高校時代に所属していたソフトボール部の監督役だ。現場で撮影の責任者から「監督、もう一回いきましょう」と撮り直しの声が掛かると、「久しぶりに監督って言われたよ」と照れた。中畑氏がドラマ出演するのは、プロ野球をテーマにした2007年の同局「ドリーム☆アゲイン」で野球解説者を演じて以来となる。
 ドラマは、飲料メーカーの知的財産部の社員が、ライバル会社に奪われた発明を取り戻そうとする物語。

 中畑氏の出演場面は2月、関東近郊のグラウンドで行われた。久しぶりのユニホーム姿でグラウンドに現れた中畑氏は、あいさつを終えるやいなや芳根に熱血バッティング指導を開始。絶好調ぶりは健在だった。「構えとかスイングを見たら“ソフトボールは初めてです”って言うわりにはきちっとできてる」とご機嫌だった。

 当日は気温が1桁台と低く、寒さでせりふがうまく出てこない場面も。それでもベンチから代打を告げるシーンなどではいきいき。「最初は本当に緊張した。野球と別の世界の緊張感だからね。でも楽しかった」と話し、「芳根さんも福地さんも可愛いね!上品さもあって、ついつい孫みたいな気持ちになって可愛がってあげたくなるよ」と笑顔を見せた。

 “中畑監督”から熱血指導を受けた芳根は「まさかバッティング指導をしてくださるとは思わなかったです。中畑さんが出演してくださったのでリアリティーが増しました」と感激していた。
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