谷原章介　道端ジェシカ容疑者の逮捕に「お子さんは今、どうしているのか…」心配を口に

　俳優の谷原章介（50）が21日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁は20日までに麻薬特例法違反の疑いで、モデルの道端ジェシカ容疑者（38）を現行犯逮捕された件について言及した。 　道端容疑者の逮捕容疑は東京都内のホテルの部屋でMDMAを所持した疑い。道端容疑者は「知らない」と容疑を否認しているという。今回の逮捕劇の鍵になったのは「泳がせ捜査」だった。捜査関係者によると、海外から到着した荷物にMDMAが隠されているのを税関職員が発見。通報を受けた警察はその場で検挙せず、荷物を追跡したところ、東京・六本木の高級ホテル一室にたどり着いたため、警視庁の捜査員が踏み込み、その場にいた道端容疑者と知人の男を逮捕した。荷物は知人の男宛てだった。道端容疑者と男は交際しているという。

　谷原は「海外から送ってもらうこともあるんですけど、大概きちっと開けられて、中身の封も開けて、すごく精査に確認されている印象があるんですけど、常習している方だと、送ったらバレてしまうと思わないんですかね？」と疑問を投げかけると、元警視庁刑事で防犯コンサルタントの吉川祐二氏は「そこまで考えていなかったと思う」と指摘。「自分で持ち込むよりも荷物に入れたほうが安心だと考えたものだと考えられます」とも補足した。

　谷原は「税関で薬物が発覚した時に押収せずに、ホテルまで持って行って逮捕している。大事なことは個人ではなく、組織全容を把握することですね」と話しつつ、「なぜ逮捕に至ったのか、続報を待ちたいと思います」と語った。

　また、道端容疑者はパートナーの男性、5歳の長女とともに、ハワイの豪邸で生活していた。谷原は「心配になるのはお子さんがいらっしゃる。お子さんは日本に来ていたのか、ハワイのほうに残っていたのか。分からないですけど、今、どうしているのか。（どちらにしても）今、離されている状態ですし、子どものためには絶対麻薬、薬物が使わせない、日本に入れないことが大事です」と訴えた。