吉永みち子氏 侍ジャパンの劇的サヨナラ勝利に「勝ち負けを超えた何か」「監督と選手の間の物凄い信頼感」

2023年03月21日 15:01

芸能

吉永みち子氏 侍ジャパンの劇的サヨナラ勝利に「勝ち負けを超えた何か」「監督と選手の間の物凄い信頼感」
吉永みち子さん Photo By スポニチ
 ノンフィクション作家の吉永みち子氏(73)が21日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。野球日本代表「侍ジャパン」が20日(日本時間21日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で準決勝・メキシコ戦を行い、6―5の劇的なサヨナラ勝利で決勝進出を決めたことについてコメントした。
 4-5の9回にドラマは起きた。先頭の大谷が右中間二塁打で出塁。続く吉田が四球を選び、無死一、二塁。村上の中越え二塁打でサヨナラ勝ちした。

 中盤までは苦戦を強いられた。先発の佐々木朗が0-0の4回、2死から連打で一、二塁のピンチを招くと6番、L・ウリアスに先制の3ランを被弾。3回までは安定してアウトを積み重ねていただけに、痛恨の1球となった。

 打線もメキシコ投手陣攻略の糸口をなかなか見いだせずにいたが、7回2死一、二塁、吉田が起死回生の同点3ラン。直後に勝ち越しを許したが、3-5の8回1死二、三塁、代打・山川の左犠飛で1点差に。粘りを見せ、最終回の劇的サヨナラ勝ちにつなげた。

 これについて吉永氏は「なんか勝ち負けを超えた何かっていうのが物凄く感じられる試合で、だからこそメキシコのファンだった人まで祝福をしてくれるっていう、凄い試合をしたんだなっていうのが分かりますし」とコメント。「やっぱり栗山監督がね、(9回の攻撃で)一塁に代走を送ったって言うのも、もうここで終わりにしよう、決めようぜっていう、そういうメッセージを選手がしっかり受け取って、それを形にして還すっていうこの監督と選手の間の物凄い信頼感っていうか、一体感っていうものがね。形にならないものの大きさみたいなものが、ちょっとこの試合ぞくぞくするほど感じますよね」としみじみと話した。
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