井上貴博アナ　WBC侍Vの瞬間の現地映像に驚き「そんな演出、普通しないんですけどね」

　TBS井上貴博アナウンサー（38）が22日、キャスターを務める同局系「Nスタ」（月～金曜後3・49）に生出演し、この日に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）決勝の現地からの中継映像に驚きを口にした。 　侍ジャパンは米マイアミで行われた決勝で、米国を3―2で破り全勝優勝。最後は大谷翔平投手がマウンドに上がり、エンゼルスでのチームメートでもあるトラウトを空振り三振に斬って取り、チームに3大会ぶり3度目の王座をもたらした。

　井上アナは「あの瞬間が終わらなければいいのに、永遠に続けばいいのにと思いました」と、歓喜の余韻に浸った。一方で、勝敗が決した瞬間の中継映像について説明した。「アメリカの中継映像を見たら、あまりないんですけど、トラウトさんと大谷さんが2画面で顔が大きくドーンと出ているんですよ」。横長の画面を半分で割るように、2人の明暗の様子を映し続けていたそうで、「そんな演出、普通しないんですけどね」と驚きを隠せなかった。

　井上アナは、普段はチームメートでもあるお互いの関係性にも言及。「それだけこの2大スーパースターが…これ、最後なんですよ。味方で同じチームなので、敵味方になって真剣勝負する、たぶん最後なんですよ。トラウトさんの年齢を考えると」と話し、このシーンの重要性を熱弁していた。