「水曜日のダウンタウン」“魔女”菅原初代さん追悼　出演シーン流し「ご冥福をお祈りいたします」

　22日に放送されたTBS系「水曜日のダウンタウン」（水曜後10・00）で、同番組に出演していた菅原初代さん（享年59）を追悼した。 　番組のエンディングで「菅原初代さんが3月9日に逝去されました　謹んでご冥福をお祈りいたします」のテロップと、菅原さんが出演した場面が流れた。

　大食い番組で“魔女菅原”の愛称で活躍した菅原さんだが、昨年6月にステージ4の大腸がんが見つかり闘病していた。今月16日夜、本人の公式ツイッターに「3月9日、菅原初代は永眠いたしました。長い間お付き合いいただきありがとうございました」と投稿された。

　菅原さんは、2007年に「元祖！大食い女王決定戦」札幌予選で番組初出演。クールな表情と恐ろしいまでの食べっぷりに、司会の中村ゆうじから「魔女菅原」と名付けられた。08年には当時、全盛期だったギャル曽根（37）を破り、10年まで3連覇。天ぷら茶漬け9キロを食べ「9キロは余裕！」との名言も残した。地元盛岡市で開催されている「全日本わんこそば選手権」でもゲスト出演ながら歴代5位かつ女性で1位の480杯という記録を持っていた。21年のテレ東「最強大食い女王決定戦」で11年ぶり優勝を果たすなど健在ぶりを見せつけていた。