団時朗さん死去 「ウルトラセブン」モロボシ・ダン役の森次晃嗣は絶句「ショックが強すぎます」
2023年03月24日 15:47
芸能
所属事務所によると、団さんは2017年夏に肺がんの診断を受け、闘病。昨年末に悪化し、帰らぬ人となった。「病気になってからも、ユーモアと優しさを失わず、生きるパワーに満ち溢れて仕事に邁進しておりました」と伝えた。
団さんは1968年、資生堂のテレビCMに出演し注目を集め、1971年に円谷プロのウルトラシリーズ「帰ってきたウルトラマン」で主人公・郷秀樹に抜てきされ、人気を博した。84年片岡孝夫主演の「ハムレット」でフォーティンブラスを演じて以降、舞台俳優として活躍。同年、江守徹、日下武史主演の「Good」、坂東玉三郎公演「長崎十二景」、`85年杉村春子主演「浮巣」、森光子主演の芸術座公演、また森繁久弥座長公演と立て続けに出演し舞台俳優としての地位を確立した。最近は、その日本人離れした押し出しの強さと、ロマンスグレイの風貌、確かな演技力でシリアスな役からコミカルな役まで守備範囲は広く、TV、映画など幅広く活動していた。