山崎玲奈 大人もほれさせる「ドSでイケメンなピーター・パンに」恋愛リアリティー番組を教材に仕草研究

2023年03月25日 05:00

芸能

山崎玲奈 大人もほれさせる「ドSでイケメンなピーター・パンに」恋愛リアリティー番組を教材に仕草研究
桜をバックに笑顔を見せる山崎玲奈(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 ミュージカル「ピーター・パン」で今年から11代目ピーター・パンを演じる女優山崎玲奈(16)が24日、都内で満開の桜をバックに意気込みを語った。19年にミュージカル「アニー」で主演を務め、10代の女の子が目指す2大歌劇スターを史上初めて両方演じる。「大人もほれさせるような、ドSでイケメンなピーター・パンになりたい」と力を込めた。
 くりくりとした大きな目に、ぷっくりとしたくちびる。常にニコニコと笑みを携え、写真撮影にも「こうですか!?」と元気いっぱいに応じた。何事にも前向きに臨む姿勢は、演技にも生きている。作品の目玉であるフライングでは「今までとは違う、格好いい飛び方を模索中」だといい、キレイな空中姿勢を作るためにトレーニングも行っている。さらに「ドSでイケメン」な人物像を練るため、現在は恋愛リアリティー番組を視聴。仕草や言葉などを研究している。

 私生活ではディズニーが大好きな高校1年生。母親の影響でミュージカルが好きになり、小学4年生で地元・愛媛の市民ミュージカルに参加。どんどん魅力にのめり込み、17年には家族で千葉に移住。19年には「アニー」、そして20年に「ホリプロタレントスカウトキャラバン」グランプリを獲得。昨年はミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳」リン役で注目を集めた。

 ピーター・パンは“永遠の子供”という設定。「大人になるとディズニーの入園料が高くなるので、私も子供のままがいい!」と話すが、そうもいかない事態が待ち構えている。大学受験だ。声楽や音楽の知識を深めたい、という思いから「小さい時から東京芸術大に行きたいって思ってます」と力強く語る。「勉強がしっかりできれば、の話ですけど…そちらも頑張りたいです」と話した。

 憧れの女優は高畑充希(31)。17年放送の日本テレビドラマ「過保護のカホコ」で感銘を受けたといい、「高畑さんみたいに幅広く活躍して、皆さんから憧れられる存在になりたい」と目標を語る。まだまだ伸び盛りの16歳。「いつかは帝国劇場に立ってみたいし、ディズニープリンセスの吹き替えもやってみたい!」と夢は無限大に広がっている。

 舞台は7月25日、東京国際フォーラムホールCで開幕する。

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