SKY―HIプロデュースのボーイズグループ「MAZZEL」デビュー決定　5月17日「Vivid」発売

　SKY―HIことAAAの日高光啓（36）がプロデュースする8人組ボーイズグループ「MAZZEL（マーゼル）」が30日、都内でデビュー記者会見を行った。5月17日にデビューシングル「Vivid」を発売する。 　日高が代表を務めるBMSGが手がけたオーディションを勝ち抜いた8人で結成。昨年のNHK紅白歌合戦に初出場したボーイズグループ「BE:FIRST」を生んだオーディション「THE　FIRST」で最終審査まで残ったRAN（20）、同じく3次審査で落選したKAIRYU（22）、当時は他の事務所に所属していたSEITO（21）と、一般公募から選ばれた5人の計8人。グループ名は幸運を意味する「mazel」に迷路（maze）と情熱（zeal）を掛け合わせたものだ。

　デビューが決まり、RANは「この日のために練習や努力を重ねてきてここに立っている。いろんな方々に歌と思いを届けていきます」と語った。TAKUTO（24）は「BMSGでこの8人でデビューできることを誇りに思う。全世界の方に愛していただけるグループを目指していきたい」と力を込めた。

　オーディションを審査した日高は「歌いながら踊って、それを職業にしていくって当たり前のことではない。その生き方を大人として勧めるのは葛藤が少なくないということは確かにありました。掲げた夢がでかいほど傷つくことも多い。常にみんな何かしら戦っていたと思うので、少年たちが青年たちになっていくさまを見せていただいた」と語った。

　デビューに先駆け、31日午前0時からプレデビュー曲「MISSION」の配信がスタート。同曲は映画「ダンジョンズ＆ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の日本公開版のテーマソングに起用された。さらに、4月2日からはTOKYO　FMでラジオ番組「MAZZEL　RADIO　STATION」（日曜後8・00）がスタート。ファンにとってはデビューに向けた日々も楽しめるものになりそうだ。

　デビュー記念イベントを6月1日に開催することも決定。ここが初めてファンの前でパフォーマンスを見せる場になる。RYUKIはファンに向けて「最高の景色を届けられるように、MAZZEL一同がんばりますので応援よろしくお願いします」と呼びかけた。