NEWS加藤シゲアキ 作家デビューに影響を与えた超人気アイドルとは「言葉にはっとしました」
2023年03月31日 11:43
芸能
![NEWS加藤シゲアキ 作家デビューに影響を与えた超人気アイドルとは「言葉にはっとしました」](/entertainment/news/2023/03/31/jpeg/20230331s00041000249000p_view.webp)
デビュー当時はあまりいい思い出がないと振られると、加藤は「それまでは自分たちのグループで割と前に出させてもらう機会が多かったんですけど、(NEWSは)いろんなチームから集めてきたので、自分がどんどん後ろにいくわけですよね。僕よりも凄いメンバーが前にいるし」「自信がどんどんなくなってた時期でしたね。向いてないなと思ってましたね」と話した。
さらにNEWSは9人でのデビューだったが、メンバーの脱退で現在は3人。メンバー脱退の際には活動休止の期間もあった。「仕事が月に3日ぐらいしかなくなっちゃって。みんなグループの仕事よりも個人に対して気持ちが向き始めてた時期だったんですよね。で脱退するかどうかっていう時に、自分には何にもないなと思って。何を自分はやりたいんだろうって。この先どうやって芸能界で戦っていくのか。なんかアイドルってだけでどうやって戦えばいいのか分かんなくなって」と回顧。「とにかくできることを何でもやろう!みたいな気持ちに切り替えて、そこが小説書く一つの原動力でしたかね」と当時の心境を明かした。
気持ちの切り替えができたことには、嵐・二宮和也の影響もあったという。「嵐の皆さんには本当に影響を受けていて、大野智さんも凄く交流があったりとか、影響を受けてるんですけど、動き出すきっかけの一つになったのが二宮くんの話もあって」と加藤。「何かやりたいって思ってるんですけど、何していいか分からないっていう時代で」という時に、テレビのインタビューで二宮が話しているのを見たという。
「二宮くんもメンバーに仕事があって自分にない時があって。何かしなきゃいけないと思って事務所に相談に行ったら、そこで映画のオーディションがあるんだけど、受けないかって言われて決まったのが『硫黄島(からの手紙)』だったっていう話でしたね」と内容を明かすと、「その時に自分から何か行っていいっていう考えはなかったんですけど、なんかこう常に受け身なわけですよね。何か降って来ないかなと思っているわけですよ。でもそれって凄いぜいたくだなと思って。自分から動き出そうって、それを見て思って」さっそく事務所関係者に電話をしたと語った。
その後、心配してくれた事務所関係者との話し合いで、「“なんかやりたいんです”って言って、そこで“じゃあ何やりたいの?”って逆に聞かれて、すぐ答えられなかったんですけど、“ただ書くことなら何かもしかしたら面白いものが作れるかもしれないし、いつか挑戦してみたいとは思ってます”って言って、“じゃあ来月までに書いてこい”って言われたんです」と振り返った。
「だから行動するっていう、自分から動かないと、誰も動いてくれないっていうのを凄く、二宮さんの言葉にはっとしました」としみじみ。そうして24歳で作家デビュー、「運が良かったんですけどね」と照れたように語った。