橋下徹氏 異次元の少子化対策“叩き台”に「国家運営の在り方としてあり得ない。目標を出してから政策を」
2023年04月02日 08:33
芸能
橋下氏は、政府の叩き台について100点満点での採点を聞かれ「採点不能」とし「日本の政治に落胆したというか国家運営の在り方としてあり得ないと思っています、今回の政府のやり方は」と指摘。その理由について「今、特殊出生率、女性が一生涯に生む子供の数が1・3くらい。結局、国家の目標が何なんですかってところが見えない、先に国家の目標を出して、それを達成するための手段が政策なんです。今1・3くらいだとして、どんどんこの特殊出生率は下がっていってますけども、下がっていくのを食い止めるだけなのか、これを1・4にするのか、1・5にするのか。仮に1・5にしたとしても1世代またぐことによって25%ずつ人口が減っていく。結局、目標をはっきり定めないと。今まで過去もお金をどんどん家族関係社会支出費として増やしていってますけれども、特殊出生率は全然…。1・3を食い止める話なのか、上げる話なのか、上げるのであればどこまで上げる話なのか。そこを決めるのが政治家なんですよ」とし、「それが決まった後に、それを達成するためにどういう政策が必要なんですかってことを決めるのに順序が逆転している」と自身の考えを述べた。