朝ドラ「舞いあがれ!」最終回16・1% 5作連続大台届かず 期間平均15・6%「ちむどんどん」下回る
2023年04月03日 09:44
芸能
配信やBSでの放送など、視聴スタイルの変化もあり、2020年後期「おちょやん」以降、5作連続して大台20%には1度も届かなかった。前作の「ちむどんどん」の最高17・6%にも届かなかった。
全126話の期間平均は世帯15・6%で、個人8・9%。期間平均も前作の「ちむどんどん」を下回った。
個人視聴率が公表された20年前期「エール」以降の期間平均は以下の通り。
20年前期「エール」=個人11・0%、世帯20・1%
20年後期「おちょやん」=個人9・6%、世帯17・4%
21年前期「おかえりモネ」=個人9・0%、世帯16・3%
21年後期「カムカムエヴリバディ」=個人9・6%、世帯17・1%
22年前期「ちむどんどん」=個人8・9%、世帯15・8%
22年前期「舞いあがれ!」=個人8・9%、世帯15・6%
(個人視聴率は、4歳以上の個人全体の視聴率)
朝ドラ通算107作目。タイトルにはヒロイン・舞がどんな向かい風も全身で受け止め高く舞い上がるイメージが込められており、1990年代から現在、ものづくりの町として知られる東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、舞がパイロットを目指し、飛行機づくりと空を飛ぶ夢に向かう中で味わう挫折と再生を描いた。
最終回は2027年1月。舞(福原)が祥子(高畑淳子)を乗せて操縦する「かささぎ」と名付けられた空飛ぶクルマが、長崎・五島列島の空を飛ぶ日を迎える。一方、東大阪の「喫茶ノーサイド」には、なにわバードマンの同窓生たちや柏木(目黒蓮)ら航空学校時代の同期が集いその様子を見守った。そして、幼い頃ばらもん凧を揚げた五島の空を飛ぶ舞。目的地への着陸が近づくと、祥子は「向かい風に負けんかったね」と困難にも負けずに挑戦し続けた舞を労う。最後に舞は「まもなく一つ目の目的地に到着します」と述べ、物語は終わりを迎えた。
放送後、SNS上には視聴者たちからは「素晴らしい最終回でした」「やっぱり操縦している舞ちゃんが好きだ」「こういう最終回が観たくて、半年観続けるんだなと思いました」「主題歌もキャストも好きな人たちばかりで楽しい時間でした」「最後に舞ちゃんが空を飛べてよかったです」「明日から寂しくなるなー」などの声が寄せられた。