和田アキ子 ラスベガス旅行で美川憲一の言葉に「号泣しちゃった」その理由とは…
2023年04月03日 14:29
芸能
行くかどうか迷ったものの正月休みは毎年、旅行に出かけていることから「日本で落ち込んでウジウジするより、海外で誰も知られてないから自分の好きなようにした方がいいって行ったんですよ」とギャンブル仲間とともに米・ラスベガスへ旅に出た。
空港などは歩く時間が長いことから電動車椅子を利用。滞在先のホテルも車椅子で移動していたものの慣れない操作に手間取り「1人でエレベーター乗ると中で回転できないんです。やってる間にドアが閉まっちゃって…。その時、涙がボロボロ出て。なんでこんな惨めなんだろうって」と身軽に動けないことに悲観的になったという。さらに2日目の朝には「部屋の前、ドアの外に置いてたんですけど、車椅子がないんです」と盗難被害も発生。「すごい嫌な思いしましたね。散々なラスベガスでしたね」と振り返った。
それでも「思い出しました」と美川憲一とのやり取りを紹介。毎正月のようにラスベガスで美川に会うことから、今回の旅行中も美川に電話。ただ、電話がつながらなかったことから日本に帰国後、改めて新年のあいさつも兼ねて電話をかけ、ラスベガスに行っていたことを報告したところ「え?私いたわよ」と美川から言われたそうで「実は車椅子で歩けなくて、ショーも見てないんです。カジノもずっとスロットしかやってないんです」と現状を話した。
すると、美川から「何よあんた。言えば、私、アッコの車椅子なら押したわよ」と言われたそうで「こんな優しい人もいるんだって。美川さん、ありがとうございますって号泣しちゃった」と優しい言葉に涙がこぼれたと明かした。
和田は2000年に交通事故で足を骨折した際に少しの間、車椅子だったものの「今回は朝から晩まで1日中乗ってましたから。まだバリアフリーは外国も上手くいってない。車椅子の不便さ、自分で使ってみて初めて分かった」としみじみ。「もし、そういう人を見たら余計なお世話かも分からないけど、“大丈夫ですか?”とか“押してもいいですか?”とか私、経験したから、そういうのがね、人のありがたみ、優しさが感じられました」とラスベガスの旅行を通じて学んだと語った。