東京・京橋の国立映画アーカイブで11日から始まる展覧会「没後10年 映画監督 大島渚」のプレス向け説明会が7日、同所7階展示室で行われた。
2013年1月15日に80歳で永眠した大島監督の映画人生を、監督自らが残した膨大な作品資料などから俯瞰(ふかん)するもの。3月28日に71歳で死去した坂本龍一さんを俳優として起用した「戦場のメリークリスマス」の企画書などのほか、坂本さんを主演に91年に撮影に入る予定だった「ハリウッド・ゼン」のスケジュール表など貴重な資料も満載。
幻の企画に終わったが、ハリウッドで活躍した早川雪洲役でオファーしていたという。展覧会は8月6日まで。