桂文枝、7月に傘寿記念落語会「80歳になっても攻めていきたい」 創作落語も目指せ500本!

2023年04月11日 16:12

芸能

桂文枝、7月に傘寿記念落語会「80歳になっても攻めていきたい」 創作落語も目指せ500本!
大阪天満宮で弟子らとともに傘寿記念落語会健康祈願を行う桂文枝  Photo By スポニチ
 落語家の桂文枝(79)が11日、大阪市北区の大阪天満宮で傘寿記念落語会(7月16日、大阪・なんばグランド花月)の健康祈願参拝を行い、取材にも応じた。
 落語会当日に80歳の誕生日を迎える。最近、少し熱が出て大病院で検査を受けたが、どこも悪くなかったといい、「あとは1日8000歩、歩かないと」と怪気炎。この日は早朝からメジャーリーグの大谷翔平の試合を見ていたが、徹底した自己管理に感心したといい「(私も)朝からごはんを炊いて納豆を買ってきました。健康に気をつけてこれからも頑張りたい」と力を込めた。

 また、最近、渋沢栄一氏が生前残した「晩年を美しく」という言葉に感銘を受けていると明かし、「落語界のため、できることを一生懸命やって盛り上げていきたい」として、長年続けてきた創作落語についても言及。これまで世に送り出した演目は今年に入ってからの数作を含め314本にも及ぶが「80歳になっても攻めていきたい。大きく500本を目指したい」とぶち上げた。

 落語会で披露する演目に関しては「新しい噺(はなし)を作るより昔のものを思い出す方が大変」と笑わせながら、認知症検査を受ける高齢男性を題材にした創作ネタの「ロンググッドバイ」にしたとし、「根気がなくなり、忘れっぽくなっているが、自分を叱咤激励したい」と選んだ理由を説明。当日は昔から付き合いの深い三遊亭好楽(76)が東京から駆けつけ友情出演するという。

 写真撮影時間でも最後まで元気いっぱい。この日駆けつけた10人の弟子とともに「いらっしゃ~い!」という決まり文句を連発しながらおどけていた。
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