役所広司 21歳役でのオープニングに自信 主演映画「銀河鉄道の父」大阪舞台あいさつで明かす
2023年04月11日 19:22
芸能
大阪は「連合艦隊司令官 山本五十六」(2011年)や「ファミリア」(2022年)でもタッグを組んだ成島監督との原点と言える場所だった。
「インディーズの名作の脚本を書かれた方です」。登壇した役所がまず観客に紹介したのは、大阪が舞台の1996年公開作「シャブ極道」。役所が主演、成島監督が脚本を担当した。「お仕事をご一緒した地が大阪。原点に返って戻って見てもらえるのは感無量です」と成島監督も語り掛けた。
原作者の門井慶喜氏も登壇した。作品の舞台は岩手県花巻市だが、「在住する大阪府寝屋川市の狭い部屋で、一生懸命書いた」。観客からの笑いを誘った門井氏に対し、役所は「役者にとって原作者は怖い。“僕はそんな風には書いてません”と言われるのでは?と」と混ぜ返して会場を盛り上げた。