TBSドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日　君と」 イメージ一変　赤楚衛二の「俳優力」

　21日スタートのTBSドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日　君と」（金曜後10・00）は、荒廃した未来にワープした電車の乗客たちが繰り広げるサバイバルドラマ。山田裕貴（32）演じる主人公のカリスマ美容師に、2人の男女を加えた3人を中心に展開していく。 　その一人が赤楚衛二（29）が演じる若き消防士の優斗。真っすぐで男気のある熱血漢だ。宮崎真佐子プロデューサーは「前から表情が良いなと思っていました」といい「これまでは子犬系というか、可愛い系の役が多かったと思う。今回はその正反対のイメージでいきたい」と語る。

　「“ヨーイ、ハイ！”と合図がかかると、一瞬で顔つきが変わる。カメラを通して見るとまた全然違って良い表情になる。俳優力があるんです」と熱弁した。

　乗客たちが取り乱す中、優斗は冷静に乗客をまとめようとする。極限の状況ながら、どうすれば全員が生き延びられるかを考え、命を守ろうと奔走する。宮崎氏は「彼も人間なので背景にいろんなことがある。それが後半にどんどん出てきます」と期待感をあおった。　（続く）